福岡県北九州市で、小学4年の女児(9)がマンション敷地内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された事件で、一緒に遊んでいた同級生の女児が「遊びで押した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。
事件の概要と発見の経緯
3月31日午後5時ごろ、北九州市小倉南区のマンション敷地内で、近くに住む小学4年の女児が倒れているのを通行人が発見し、119番通報した。女児は意識不明の状態で病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。死因は外傷性くも膜下出血とみられている。
現場はマンションの駐車場で、女児は頭から血を流して倒れていた。警察は事件と事故の両面で捜査を進めていたが、その後の調べで、女児は同じ学校に通う同級生の女児と2人で遊んでいたことが判明した。
同級生の供述と状況
同級生の女児は警察の任意聴取に対し、「遊びで押した」と供述している。具体的な状況については、「マンションの階段の踊り場で遊んでいて、うっかり押してしまった」などと話しているという。警察は、2人がマンションの階段付近で遊んでいる際に、何らかの理由で女児が転落した可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
現場のマンションは10階建てで、女児が倒れていた場所は建物の北側にある駐車場。警察は、女児がマンションの高層階から転落した可能性も視野に、防犯カメラの映像解析や関係者への聞き取りを進めている。
学校と地域の反応
女児が通っていた小学校では、4月1日に緊急の保護者会を開き、事件の概要を説明した。学校側は「児童の安全確保に努める」とコメントしている。また、現場周辺では住民が花を手向け、悲しみに暮れている。
警察は今後、同級生の女児から詳しい事情を聴き、過失致死などの可能性も含めて捜査を進める方針。



