全国に和食チェーンを展開する「GANKO(がんこ)」を創業した小嶋淳司社主が19日、老衰のため死去した。91歳だった。
通夜および葬儀は近親者のみで済ませ、後日お別れの会を開く予定。喪主は長男の達典氏が務める。
「時価」やめ値段表示、評判呼ぶ
小嶋氏は昭和10年、和歌山県出身。実家のよろず屋で学んだ商売を原点に38年、大阪・十三に4坪半のすし店「がんこ」を創業した。
当時常識だったすしの「時価」をやめ、値段を表示したことが評判を呼び、一気に人気が広がった。
「関西外食の雄」として活躍
44年、前身の小嶋商事社長に就任。その後、社名をがんこフードサービスに変え、平成17年から会長、令和3年からは社主を務め、長男で3代目社長の達典氏を支えた。
本格的な海外進出も見すえ、社名は6年4月にGANKOとなった。和食を中心にとんかつ店なども展開し、全国に約80店を抱え、「関西外食の雄」といわれた。
関西経済同友会代表幹事も
関西経済同友会代表幹事として道州制を提言したほか、大阪商工会議所副会頭を歴任。大阪最大級の規模を誇る「なにわ淀川花火大会」の大会会長として運営に尽力し、大阪や関西の活性化に貢献した。



