能登地震で被災の加賀屋、新館建設へ 2028年度末の再開めざす
被災の加賀屋、新館建設へ 2028年度末の再開めざす

能登半島地震で被災し、休業している和倉温泉の老舗旅館「加賀屋」が新館の建設工事を始める。建築家・隈研吾さんの事務所が設計を手がけ、全33室で2028年度末の開業をめざす。

新館の概要と設計

新館が建てられるのは、石川県七尾市にある本館4棟の約300メートル東の敷地。被災した本館は解体が始まっている。

新館は7階建て、延べ床面積約8千平方メートルで総事業費は77億円。全客室が海に面し、温泉の半露天風呂や、独立した食事用スペースを備える。

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社長と隈さんのコメント

8月25日の地鎮祭で渡辺崇嗣社長は「金沢と奥能登をつなぐハブ拠点としたい」とあいさつした。本館4棟の233室に比べると規模は小さくなるが、「内容の濃い最高の食事とおもてなしの準備をしていく」という。

本館にあった美術品や家具のうち生かせるものは生かされるといい、隈さんは「加賀屋の文化の遺伝子を新しい建物に引き継ぎたいと設計した。日本の技の極致をめざしていきたい」と語った。

和倉温泉の現状

和倉温泉旅館協同組合によると、地震の後に3軒の宿泊施設が脱退。25日時点で観光客が泊まれるのは、19軒のうち11軒となっている。

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