福岡県議会での金銭授受疑惑を巡り、議長就任前の金銭の支払いを証言している吉松源昭(もとあき)議員が、蔵内勇夫議長に対する議長職の辞職勧告決議案を提出する方向で調整していることがわかった。17日の臨時議会での提出を目指す。
疑惑の内容と第三者委員会の調査
疑惑を巡っては、吉松氏が2020年6月の議長就任前までに、当時所属していた自民党県議団の幹部へ計約2000万円を支払ったと主張している。他にも、複数の正副議長経験者が蔵内氏を含む幹部らに現金を渡したと証言した。幹部らは受け取りを否定しており、今後、県弁護士会による第三者委員会で調査が行われる予定。
吉松議員の対応と蔵内議長の姿勢
吉松氏は一連の問題に対する対応が「議長の職責にふさわしいとは言えない」などとして、今後、各会派に決議案への賛同を呼びかけるという。蔵内氏はこれまでの報道陣の取材に対し、「議会を前に進めることが私の仕事だと思っている」などと述べ、議長職の辞任を否定している。



