岐阜県本巣市のケーキ店で発生し5人が死傷した火災で、焼け跡から液体燃料を入れる携行缶が見つかっていたことが、県警への取材でわかった。出火当時、店にいた女性からの110番通報が「ガソリンをまいている」との内容だったことから、県警が関連を調べている。
焼け跡から燃料携行缶、成分検出を確認
県警は、焼け跡からガソリンなどの成分が検出されるかどうかを確認している。また、現場周辺で携行缶で燃料を購入した人物がいたかどうかについても調べる。
火災は5日夜に発生。鉄骨2階建て店舗兼住宅の約300平方メートルが焼けた。焼け跡から身元不明の男女2人の遺体が見つかったほか、岐阜県瑞穂市の会社役員の男性(70)が店の駐車場にあった自分の車の中で裸に近い状態で発見され、搬送先で死亡が確認された。
男性の死因は刺し傷による失血死、刃物も押収
身元不明の男性の死因は、腹部の深い刺し傷による失血死だったことが判明している。県警は焼け跡から複数の刃物を押収している。
県警によると、出火当時、ケーキ店が入る建物には、店を経営する女性(66)を含む中学校の同級生10人と、年齢が離れた会社役員がいた。県警は、会社役員が事件に関与した可能性があるとみており、現場にいた理由のほか、ほかの10人との間にトラブルがなかったかどうかを調べている。



