鉄棒にロープで縛り強制懸垂、暴言も…消防士を停職5か月
鉄棒にロープで縛り強制懸垂、暴言も…消防士を停職5か月

京築広域圏消防本部(福岡県豊前市)は1日、20歳代の男性消防士が県消防学校への入校中、年下の同僚2人に暴行を加えるなどのハラスメント行為を行ったとして、停職5か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月25日付。

ロープでつなぎ強制的に懸垂

同本部によると、消防士は2025年、自習時間中に屋外の鉄棒と同僚の体をロープでつないで強制的に懸垂を続けさせたり、宙づりにしたりした。他にも頭をつかんで壁に後頭部を激しく打ち付け、日常的に「デブ」「早くやめろ」と暴言を吐くなどした。

被害者の報告で発覚、退校処分に

被害者が教官に報告して発覚し、退校処分となった。同本部も調査を行い、約3か月間にわたって「精神的、身体的な苦痛を与えるハラスメント行為があった」と認定した。消防士は「体力を高める訓練の一環だった」「遊びの延長で冗談のつもりだった」と話し、一部否認しているという。

同本部の八木秀敏消防長は「公務員としての自覚と責任、職員相互間での人格の尊重について改めて指導を徹底する」と陳謝した。