匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の関与が疑われる詐欺事件で、広島県警が司法取引で得られた情報をもとに、上位役とみられる男を詐欺容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。
逮捕されたのは中国籍の会社役員
詐欺の疑いで9月30日に逮捕されたのは、東京都足立区の中国籍の会社役員(37)。福山東署は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
署によると、会社役員の男は昨年7月、広島県福山市内のリサイクルショップ3店に模造の金製品を持ち込んで売却し、代金計396万円をだまし取った疑いがある。県警はこれまでに、実行役などとして男女5人を詐欺容疑で逮捕した。
司法取引で得た情報が突破口に
捜査関係者によると、このうち1人の捜査で広島地検福山支部が司法取引を適用し、得られた情報などをもとに、上位役とみられる会社役員を特定したという。