ニセの「金のネックレス」を質店に持ち込ませる闇バイトが6月以降、各地で相次いでいる。比重が18金に近い鉱物に金メッキを施したものが使われており、警察が買い取り業者などに注意を呼びかけている。
都内の60代男性がXで応募
警視庁の匿名・流動型犯罪グループ対策本部によると、「金のネックレスを質店に持ち込むバイト」に、都内の60代の男性がX(旧ツイッター)を通じて応募。男性は都内で男からネックレスを受け取り、近くの質店に持ち込んだ。
男性はネックレスを売って得た現金を男に渡し、かわりに時給2千円と交通費を受け取った。男性は千葉や埼玉でも複数回、男から受け取ったネックレスを質店に持ち込んだという。
タンタルに金メッキした偽物
しかし、このネックレスは金ではなく、「タンタル」という鉱物に金メッキを施した偽物だった。男性は質店から返金を求められ、8月に警察へ相談したという。
こうした手口の被害は6月以降、8都県の買い取り業者で確認されているという。警視庁は買い取り業者に対して、成分検査など専用の機器でネックレスを分析するよう呼びかけている。
顔写真送らせるケースも
また、闇バイトに応募しないよう注意を促している。応募者が犯人側から顔写真などを送らせられたケースもあったといい、「脅されたとしても、勇気を出して警察に相談してほしい」としている。



