デヴィ夫人暴行罪で罰金20万円求刑、判決は10月6日 東京地裁
デヴィ夫人に罰金20万円求刑 判決は10月6日

元マネジャーらに暴行を加えたとして暴行罪に問われているタレントのデヴィ・スカルノ被告(86)の公判が8日、東京地裁で開かれ、検察側は罰金20万円を求刑した。弁護側は「くむべき事情がある」などと主張した。

起訴内容と被告人質問での説明

起訴内容によると、被告は2025年2月13日、東京都渋谷区の飲食店で、自身が代表を務める芸能事務所の女性従業員に向けて、おしぼりやシャンパングラスなどを投げつけたとされる。また、同年10月28日には渋谷区の動物病院で、当時マネジャーだった女性の体を殴ったり、蹴ったりしたとされる。

6月の被告人質問で、被告は2025年2月の事件について、女性従業員と口論になったと説明。「よく覚えていないが、シャンパングラスは投げていないと思う」などと述べた。同年10月の事件については、飼っていた愛犬が亡くなった直後だったため「(気が)動転していた」と語った。

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検察側と弁護側の主張

8日の公判で、検察側は「危険で粗暴な犯行で、被告人には内省がみられない」などと主張し、被害者らが厳しい処罰を求めていると訴えた。

一方、弁護側は、動物愛護に注力してきた被告が、犬や猫の肉を食べる習慣の話になった際に被害者との意見の違いに立腹したことや、愛犬の急死で動揺したことが犯行のきっかけになったと指摘。「短絡的とのそしりは免れないが、動機にくむべき事情がある」などと訴えた。

社会的制裁と今後の見通し

また、事件によってテレビ番組の降板などが相次ぎ、経済的損失は9千万円にのぼるとして「すでに十分な社会的制裁を受けている」とも述べた。

判決は10月6日に言い渡される。

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