九州唯一の女子刑務所・麓刑務所で矯正展、受刑者手がけた革製品など販売
九州唯一の女子刑務所・麓刑務所で矯正展、革製品など販売

佐賀県鳥栖市山浦町の麓刑務所で17、18日、受刑者が作った製品を販売する「矯正展」が開かれる。同刑務所は、矯正施設の取り組みを知ってもらい、受刑者の社会復帰について理解や協力を求める機会につなげたいとしている。

革製品や佐賀錦など約400品目3500点を販売

九州で唯一の女子刑務所となる麓刑務所(定員302人)には約200人が収容されている。矯正展では受刑者が手がけた革製品や佐賀錦のアクセサリー、久留米絣のランチョンマットをはじめ、各地の刑務所で作られた家具類など計約400品目3500点を販売する。売上金の一部は犯罪被害者支援団体に寄付される。

施設見学や革製品作りの体験も

受刑者が作業を行う工場などの施設見学や革製品を作る体験もできる。また、武道場の一角に広報コーナーを設置。昨年6月施行の改正刑法で懲役と禁錮を廃止して拘禁刑に一本化され、刑務所では受刑者の特性に合わせた柔軟な指導を行えるようになったことなどを紹介する。

麓刑務所の担当者は「刑務所での作業で作られた品々の買い物をしながら、受刑者の社会復帰について考えるきっかけにしてほしい」と話している。