「阿蘇たかな飯」記念日が7月8日に決定、語呂合わせ「なっぱ」で登録
「阿蘇たかな飯」記念日、語呂合わせで7月8日に

熊本県阿蘇地域の伝統食「阿蘇たかな漬」を使った「阿蘇たかな飯」の記念日が7月8日に決定し、阿蘇市で登録証授与式が行われた。地元では葉野菜を「なっぱ(78)」と呼ぶことから、阿蘇たかな漬協同組合が語呂合わせなどをもとに登録を目指していた。組合の中山達也理事長は「阿蘇たかなを全国展開したい」と意気込みを語った。

記念日登録の経緯

阿蘇たかな漬協同組合は6月、日本記念日協会(長野県佐久市)に記念日登録を申請。今月8日、同協会の田宮智康事務局長が阿蘇市役所で登録証を中山理事長に手渡した。田宮事務局長は「記念日を活用し、阿蘇の豊かな食文化を未来につなげていただきたい」と述べた。

阿蘇たかな漬の特徴

阿蘇たかな漬は、江戸時代頃から阿蘇地域で食されてきた保存食。高菜はアブラナ科の越年草で、阿蘇地域では10月に種まきされ、3月中~下旬に手で茎を折って収穫する「高菜折り」が行われる。寒暖差や火山灰由来の土壌により、茎が細く歯ごたえがあるのが特徴だ。

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漬け方には、少なめの塩分で短期間漬けた鮮やかな緑色の「新漬け」と、多めの塩分で長期間漬けて発酵させたべっこう色の「古漬け」がある。この伝統食は100年続く食文化として、2022年度に文化庁の「100年フード」に認定された。

記念日当日の取り組み

記念日となった7月8日、組合は阿蘇市内の小中学校にたかな漬を提供。各校の給食でたかな飯が登場した。一の宮小6年生(12)は「たかな飯はあまり食べたことがなかったけど、歯ごたえがあっておいしかった」と喜んだ。

今後の展望

組合は今後もたかな飯の日にたかな漬を市内の小中学校に提供する方針で、イベントを開催するなど地域活性化や観光振興につなげる考えだ。中山理事長は「阿蘇たかなを全国展開したい」と語り、伝統食の普及に意欲を示した。

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