福井県立恐竜博物館(勝山市)で7月10日、特別展「竜脚類~大地を揺るがした地上最大の生き物~」(読売新聞社など主催)が開幕した。初日から多くの来場者が訪れ、アジア最大級の竜脚類「シンジャンティタン」の骨格標本をはじめとする迫力ある展示を楽しんだ。
開会式で館長が「特別な空間」と宣言
開会式で谷川由美子館長は「この先、同じ展示を目にする機会はないと胸を張って言える特別な空間になっている」とあいさつ。田中隆之・読売新聞大阪本社社長らがテープカットを行い、開幕を祝った。
特別展の目玉は、アジア最大級の竜脚類「シンジャンティタン」の骨格標本だ。全長約19メートルに達する標本を前に、来場者は「すごい!」「こんなに大きいの?」と声を上げ、見入っていた。埼玉県所沢市から訪れた小学5年生(11)は恐竜が好きで、今回が2度目の来館。「長い首が体の半分ほどあって、高かった」と驚いた様子で語った。
国内13か所の竜脚類化石を一堂に
特別展では、兵庫県丹波市で発見された「タンバティタニス」の全身骨格など、国内13か所で見つかった竜脚類の化石を一堂に集めたゾーンも設けられた。多くの来場者が足を止め、化石や解説パネルに目を凝らしていた。
さらに、スペインで発見された「トゥリアサウルス」の部分骨格など、世界各地の研究成果を紹介するパネル展示も行われている。
来場者から「解説がわかりやすい」と好評
東京都杉並区から訪れた会社員男性(40)は「展示の解説がわかりやすくて良かった」と満足そうに話した。特別展は、竜脚類の進化や生態を学べる貴重な機会となっている。



