2006年7月に岩手県一関市滝沢で発生した無職、及川正雄さん(当時59歳)が自宅で絞殺され現金などを奪われた強盗殺人事件は、未解決のまま2026年7月で20年を迎えた。一関警察署は7月11日、市内のショッピングセンターでチラシ約1000枚を配布し、情報提供を呼びかけた。
事件の概要と捜査の現状
事件は2006年7月14日昼ごろ、及川さんが自宅2階のベッドで首にコードを巻かれて死亡しているのを、同居する母親が発見した。室内は物色され、金庫が開けられていた。県警は現在、一関署に68人態勢の捜査本部を設置して捜査を継続している。これまでに計68件の情報が寄せられたが、有力な手がかりはなく、捜査は進展していない。
地域の記憶と警察の呼びかけ
7月11日、チラシを受け取った市内の農業男性(73)は「発生当時は近所でも事件の話で持ちきりだったが、この頃は話題に上ることもない。早く解決してほしい」と語った。一関署の佐々木教朗署長は「鑑識技術は進歩している。諦めずに捜査を続けていくので、ささいな情報でも寄せてほしい」と述べ、情報提供を呼びかけた。情報提供先は同署刑事課(0191・21・0110)。



