山梨県都留市は来年1月から、1歳未満の子どもがいる子育て世帯に紙おむつなどを配布し、配達員が育児に関わる保護者の見守りを行う事業を始める。地域のつながりが希薄となる中、子育てなどで悩んでいる保護者を迅速に見つけ出し、適切な支援につなげる狙いがあり、実現すれば県内初の取り組みという。
事業の概要と対象世帯
関連事業費123万円を計上した一般会計補正予算案を9月2日開会の市議会定例会に提出する。市に住民票があり、0歳児を養育している世帯が対象で、子育て経験がある委託業者の職員が各世帯を訪問して紙おむつなどを配布し、産後うつや家庭内暴力などの兆候がみられた場合、市に随時報告。専門家による対応などにつなげる。
紙おむつだけでなく、世帯からの要望に応じて、おしりふきや粉ミルクなどを配布することも検討している。
市長のコメントと期待
31日の定例記者会見で、同市の日向美徳市長は「育児中の母親が悩みを話せる環境の整備が第2子、第3子の出産と、市の人口増につながると思う。少しでも子育て世帯の負担軽減につながれば」と話した。



