美容医療やまつげエクステに頼らずに、60代の顔印象を変える方法として「舌トレ」と「まつ育」が注目を集めている。二重あごや寂しい目元を整えるこれらのトレーニングは、自宅で手軽に実践できる上、健康面でのメリットも大きい。
舌トレで顔のたるみを改善
ヒューマンリソースコミュニケーションズ代表取締役でCIDESCO認定インターナショナルエステティシャンの春日郁代氏によると、舌の位置が顔のたるみに大きく影響するという。舌が正しい位置にない場合、顔の筋肉が衰え、二重あごやほうれい線の原因になる可能性がある。
春日氏は「以下のような人は舌が落ちているサインです」と指摘する。舌に苔がついている、舌に縦ジワがある、口呼吸になりがち、滑舌が悪い、錠剤やカプセルが飲みにくい、口臭がある——これらの症状に当てはまる人は、舌のトレーニングが必要かもしれない。
春日氏自身、30代から口まわりのトレーニングを続けており、現在は習慣的に舌が上あごについている状態になったという。「舌を上あごにつけると唾液がたくさん出てくるのがわかります。唾液が出ることで、虫歯や歯周病を防ぎ、体の免疫力も上がります」と春日氏は説明する。
簡単な舌トレの方法
春日氏が推奨する「上あごに舌をつけるトレーニング」は、以下の手順で行う。
- 舌全体を上に持ち上げて、上あごのくぼみに舌をおさめる
- 胸を開いて肩を引き、姿勢を正しくする
このトレーニングは、電車に乗っている間、エレベーターを待っているとき、トイレに行っている間など、日常生活の隙間時間に数分間繰り返し練習することで、徐々に習慣化できる。春日氏によれば、顔周りの変化は2週間ほどで感じられるという。「もしかして美容皮膚科に行かなくても引き上がるかもしれません。ぜひ、今日からやってみてください」と春日氏は呼びかけている。
まつ育で目元を若々しく
もう一つの方法として、まつげ美容液を使った「まつ育」も効果的だ。まつげエクステは若作りに見える可能性があるが、まつ育は自然なボリュームアップを目指す。まつげ美容液を毎日塗布することで、まつげが太く長くなり、目元の印象が明るくなる。特に、加齢とともにまつげが薄くなる60代には有効な方法である。
これらのトレーニングは、美容医療に頼る前に試す価値がある。春日氏は「顔のたるみは舌が上あごについてない可能性も。美容医療に頼る前に、舌を元の位置に正して!」とアドバイスしている。



