望まない妊娠の可能性、女性の3人に1人が経験 製薬会社調査
望まない妊娠の可能性、女性の3人に1人が経験

避妊に失敗したり、避妊をしなかったりして「望まない妊娠の可能性」を経験したことがある女性が約3人に1人に上ることが、製薬会社の調査で分かった。失敗の原因は「コンドームの破損・脱落」、避妊をしなかった理由には「妊娠の可能性の楽観視」や「相手が避妊を望まなかった」が多かった。

調査の概要と結果

調査は、2月以降に処方箋なしで薬局で購入可能になった2種類の緊急避妊薬(アフターピル)のうち、「レソエル72」を販売するアリナミン製薬が実施した。薬局販売開始から半年が経過した8月、性交渉の経験がある全国の20~40代の女性1000人を対象にインターネットで行った。

その結果、妊娠を望まない場合に避妊が「必要である」と回答した人は95.2%に上った一方、望まない妊娠の可能性が「生じたことがある」と回答した人は30.8%だった。避妊の必要性を認識しながら不安に直面した経験を持つ女性が多い結果になった。

原因と背景

妊娠の可能性が生じた原因では、「避妊をしなかった」が57.5%、避妊していたが「失敗した」「成功している確証がなかった」があわせて38.6%だった。

避妊をしなかった理由(複数回答)では、「妊娠する可能性は低いと思った」が最多で33.9%、「相手が避妊を望まなかった」が30.5%、「雰囲気を壊したくなかった」が26.6%で、妊娠の可能性の楽観視や相手の意向が影響した。

初回経験の時期と認知度

また、望まない妊娠の可能性を初めて経験した時期は24歳以下が約6割を占め、10代以下も16.6%いた。

緊急避妊薬が市販化されたことを知っていた人は80.8%に上ったが、「存在自体を知らなかった」と答えた人も6.2%いた。