子どもの約4割が「お口ぽかん」、歯並びや学習面にも悪影響の恐れ
子どもの約4割がお口ぽかん、歯並びや学習面にも悪影響

「お口ぽかん」の子どもが増えている。口を開けたままの状態が習慣化すると、歯並びや顔つきだけでなく、学習面や高齢期の健康にも悪影響を及ぼす可能性があり、専門家は注意を促している。

原因は食事環境の変化とスマホ時間の増加

朝日大学歯学部の齊藤一誠教授によると、現代の子どもは噛む回数が格段に少なくなっている。共働き世帯の増加で「個食」が増え、親が「口を閉じて食べよう」と声をかける機会が減っているほか、柔らかい食品ばかりの食事では噛む機能が育たないという。また、タブレット端末やスマホをのぞき込む猫背の姿勢も口を開きやすくする要因だ。

日常生活で見られるサイン

「お口ぽかん」は学校歯科健診では見つけにくいことがある。食事中に口を閉じて噛めずにくちゃくちゃ音を立てる、あまり噛まずに丸呑みする、早食いになるなどの様子がみられる。就寝中に口を開けている、いびきをかく、猫背、日中も口臭が気になる場合もサインだ。

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改善にはトレーニングが鍵

「お口ぽかん」の改善には、口の周りの筋肉や舌の使い方を整えるMFT(口腔筋機能療法)が行われる。よく噛む習慣をつけるには、足裏を床や椅子の足置きにしっかりつけ、姿勢を安定させることも重要だと齊藤教授は指摘する。

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