欧州の小国リヒテンシュタインの侯爵家は15日、これまで男性に限っていた君主の継承資格を、性別にかかわらず第1子優先に改めると発表した。アロイス皇太子が演説で明らかにした。1606年から続いてきた原則が変更され、今後生まれる世代に適用される。
皇太子が演説で表明
アロイス皇太子は演説で、「継続性と刷新を両立させる能力は、侯爵家が大切にしてきた原則でもある」と述べ、男子限定から性別を問わないかたちに改めることで、「国と侯爵家を担う責任を、その務めに向けて最もよく準備された人物にゆだねることを確実にしたい」と説明した。
家法の改正手続き
リヒテンシュタインでは侯爵家の当主が君主を務める。継承権は、侯爵家が自ら定める家法で規定されている。今回の改正は、侯爵家内で数十年にわたって議論され、2025年末に具体的な作業が始まった。今月12日、議決権を持つメンバーの3分の2以上の賛成を得て可決されたという。
これまで家法上の事項への参…この記事は有料記事です。残り426文字



