飲み会の「容姿いじり」は本当に笑ってる? 部下や友人を追い詰める“仲良しの証拠”の危険性
飲み会の容姿いじり、笑ってるのは本当? 部下を追い詰める危険性

「太ったら笑われてしまうんだ……」――そう思って痩せ願望を強める人もいるかもしれない。一人が良いからといって、同意の取れていない別の誰かに同じいじりをしたり、「あなたもそう思うよね?」と無理やり“いじる側”にさせるのも問題だ。

後輩のために、上司の「いじり」にノーと言った人

以前とある企業で働く友人が、飲み会での容姿いじりを受け入れるのをやめたと言ってきた。これまで仲良い上司に容姿いじりをされてもなんとも思わず、自虐すらしてきたが、後輩が増えたことで意識が変わったという。

「私が気にならないとしても、後輩には『同じような見た目の自分もダメと言われている』とは思ってほしくないから」という彼女は、いじってくる上司に対して少しずつノーと言うように。やりとりを聞いている第三者の存在に配慮して会社での在り方を変えようとしている彼女は素敵だと思う。

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「第三者への配慮まで気にしてられない!」と思うかもしれない。たしかに大変だ、人とおもしろい会話をするのは。みんなが心地よい空気を作るのは。でも、それを諦めない私たちでいられたらいい。杏子のように「本当にそのいじり、大丈夫なの?」と確認することも、大輝のように「本当はそれ嫌なんだ」と言えることも、すごく大事なのだ。

「笑わない」ことも意思表示になる

杏子や大輝のようにその場で何かを言うのが難しい人もいる。そういうときは、「笑わない」ことも意思表示になる。おもしろくない容姿いじりに遭遇したときは目が死んでいる。また、その場では言い返せなくてもあとから杏子のような「言える人」に打ち明けるのも有効で、その人が今後「おもしろくないよ」とストッパー的存在になってくれることもある。

完璧な会話を目指さず、相手の反応を見極める

言いたいことすべてが完璧に、おもしろい状態で口から出てくるわけではない。それを目指していたら、きっと何も言えなくなって会話自体ができなくなってしまう。だから、しゃべりながら相手の反応を見極めてみる。「これ、おもしろいかな?」「今の言葉、嫌な思いさせなかったかな?」と。「こういう意図で言ったけど、嫌だったら教えてね」と一言添えてもいいし、傷つけてしまったなら謝るしかない。そうやって私たちにとって、本当の意味で“おもしろい”会話を作っていけるといい。

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