認知症行方不明者1万7345人、年末時点で228人不発見 家族が抱える『あいまいな喪失』~支援の現状と課題
認知症行方不明者1万7345人、年末時点で228人不発見 家族が抱える『あいまいな喪失』

認知症の人が行方不明になるケースが全国各地で相次いでいる。長期間にわたり安否が分からないままの家族らは、生死すら不明な「あいまいな喪失」に苦しみながら、日常を送らざるを得ない。

2026年7月、そうした家族らが初めてフォーラムを開催し、現状を訴えた。主催したNPO法人「いしだたみ・認知症行方不明者家族等の支え合いの会」の代表・江東愛子さんは、「生死もわからない、あいまいな喪失をかかえて、大切な家族のいない現実と日常のはざまで生きていかないといけない」と語った。江東さん自身も父親が行方不明のままという。

警察庁の統計、228人が年末時点で未発見

警察庁によると、2025年に警察に届け出があった認知症の行方不明者は1万7345人。このうち228人は同年末時点で見つかっていない。

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大規模捜索後の支援不足

警察などによる大規模な捜索が終了した後、残された家族への支援体制は十分に整っていない。行政だけでなく、地域や社会全体がどのように寄り添うかが課題となっている。

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