鈴木幹事長続投へ、麻生副総裁も留任…高市首相の意向固まる
鈴木幹事長続投へ、麻生副総裁も留任…高市首相意向

高市首相(自民党総裁)は、9月中下旬で調整している内閣改造・自民党役員人事で、自民の鈴木俊一幹事長(73)を続投させる意向を固めた。麻生太郎副総裁(85)も留任させる方向だ。複数の党関係者が明らかにした。

衆院選大勝の実績を評価

鈴木氏については、国政選の陣頭指揮を執る幹事長として、2月の衆院選で自民を大勝させた実績などを評価した。鈴木氏は昨年10月の高市政権発足に際して幹事長に就き、安定的な手腕を発揮してきた。衆院選では自民が300議席を超す大勝を果たし、党内では「続投が自然だ」との声が出ていたが、党運営を全面的に委ねる要職のため、首相の判断が注目されていた。

麻生氏との関係と党内基盤強化

鈴木氏は麻生氏の義弟で、麻生氏が党内唯一の派閥として率いる麻生派に所属する。首相は、鈴木、麻生両氏の協力を引き続き得て党内基盤の強化を図りたい考えだ。首相は8月25日、首相官邸で麻生氏と会談し、意見交換していた。

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鈴木氏と麻生氏はいずれも財務相経験者だ。首相が主導した2年間限定の食料品対象の消費税減税にも財政規律の観点から慎重な立場だったが、首相の意向を受け入れた。鈴木氏は党内の意見集約にも尽力した。

新体制発足の時期

内閣では、政権運営の要となる木原稔官房長官(57)を続投させる見通しだ。首相は今月下旬に国連総会出席のため米国を訪問予定だ。外遊前の中旬に新体制を発足させることを目指しているが、ずれ込む可能性もある。15日までに消費税減税を盛り込んだ税制改正大綱を閣議決定する段取りを描いており、党内では、その直後に人事を行うとの見方が強まっている。

首相は8月27日の読売新聞インタビューで、党所属衆院議員への役職希望アンケートを踏まえて自ら人事を主導する考えを示していた。今後、他の閣僚や党役員人事の検討を進める。

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