中道改革連合は9日、国会内で臨時の常任幹事会を開き、中道の解体に伴う「新たな形態」を正式決定した。立憲民主党出身者は離党して新党を立ち上げ、公明党出身者は離党して公明に戻る。
保守色の強い高市早苗政権に対抗する「中道勢力のかたまり」を目指し、中道、立憲系新党、公明の3党が衆院で統一会派を結成し、野党第1会派の立場を維持する考えだ。
統一会派名は「中道」、年内にも中道を解散へ
衆院の統一会派名は「中道」とする。立憲系新党の党名や執行部体制は早急に詰める。
現在、中道の所属衆院議員は立憲系21人、公明系28人の計49人。立憲系1人が中道に残ることで中道を当面存続させ、財務関係などの残務処理が完了した段階で、年内にも中道を解散する方針。立憲系新党、立憲、公明の3党は国会活動や選挙などで協力し、中道勢力の拡大を目指す。
1月結成から事実上の解体まで
中道は立憲と公明の衆院議員が1月に結成し、参院議員や地方議員も中道に合流することを前提としていた。しかし、2月の衆院選での惨敗により、合流の機運は一気にしぼみ、政策のすり合わせも進まなかった。
8月に入り、立憲が合流の見送りを決定。中道と公明も2党合流を断念したことで、中道の事実上の解体が確実になった。中道の小川淳也代表は「合流が実現しなかったことをもって、社会の多様性や個人の尊厳を守り抜こうとする中道政治を守るという決意が揺らぐものではない」とし、連携の「新たな形態を生み出したい」と述べていた。



