田川市長選、31歳新人の浦野氏が大差で初当選 セクハラ辞職の前市長を破る
田川市長選、31歳新人が大差で初当選

福岡県田川市の市長選挙が7月12日に投開票され、新人で元学習塾経営の浦野仁氏(31)が、再選を目指した前市長の村上卓哉氏(55)らを大差で破り、初当選を果たした。浦野氏は現職の市長としては全国で3番目に若い31歳となる。

セクハラ問題が発端の出直し選挙

今回の市長選は、前市長の村上氏が女性職員へのセクハラ行為を市の第三者調査委員会から認定され、5月末に辞職したことに伴う出直し選挙だった。村上氏は「有権者の審判を仰ぎたい」として立候補したが、得票は浦野氏の半分程度にとどまった。12日夜、村上氏は事務所で「市民に与えた不信感、失望がこの結果になった」と陳謝した。

浦野氏の勝利要因と公約

浦野氏は2025年の参院選で地域政党「再生の道」から全国比例で立候補し、落選後に離党。市長選では「しがらみなき政治」を掲げ、支持を広げた。初当選から一夜明けた13日、浦野氏は市役所に初登庁し、「田川市のイメージはかなり悪かった。新しい田川をつくるため、経験、知識、力を貸してほしい」と幹部職員に訓示。記者会見では若さを問われ「実績で示していく」と語った。

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投票率は過去最低

投票率は58.08%で、前回の63.85%を下回り過去最低を記録した。市長選には浦野氏、村上氏のほか、元市長、元県議会副議長の計4人が無所属で立候補していた。

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