市選挙管理委員会によると、下妻市長選の当日有権者数は3万2820人で、投票率は52.79%だった。前回の52.00%を上回る中、元職の菊池博氏(64)が新顔でパン製造販売業の井上誠氏(57)との無所属一騎打ちを制し、3選を果たした。
前市長の急死で実施
今回は、3月の市長選で初当選した須藤豊次前市長の急死に伴う選挙だ。前市長は6月15日、八千代町内の排水路で遺体で見つかった。県警は自殺の可能性が高いとみている。在任中の死去のため、選挙が改めて行われることになった。
菊池氏、実績を前面に
菊池氏は3月の市長選に立候補したが、262票差で須藤氏に敗れ、3選を阻まれていた。今回は出身の旧千代川村の地域を初日に訪れて足場を固め、応援を受ける市議らと協力。大票田の旧下妻市の地域を選挙カーでくまなく回り、支持を広げた。
街頭演説では、ふるさと納税の税収拡大や中学校の給食費無償化など、2期8年の実績を強調。「教育、福祉をさらに充実させ、5年、10年先を見据えた政策を実現させていく」と訴えた。
井上氏、後継者アピールも及ばず
井上氏は、須藤氏を支えていた地元選出の自民県議や市議会最大会派「市民クラブ」の市議らの支援を受けて戦った。須藤氏が掲げた標語「再生下妻」とともに「新時代をつくっていく」と訴え、後継者としての立場を強調したが、届かなかった。



