秋篠宮ご夫妻は先月、パラグアイを公式訪問し、二つの日本人移住地を訪れて、戦前戦後に同国へ渡った移住者らと交流された。
ラ・コルメナでの心温まる交流
戦前に日本人が初めて移住したラ・コルメナでは、ご夫妻は一人ひとりに歩み寄って手を握られた。「手が冷たいですから」と恐縮する移住者に、紀子さまは「温かくしましょう」と声をかけ、その手を包み込まれた。
「温かい手で握手していただいて、温かい心が伝わってきました」。懇談を終えた移住者の表情は喜びに満ちていた。
イグアス訪問の実現
東部イグアスは同国で最も新しい日本人移住地で、20年前の秋篠宮さまの訪問では来訪がかなわなかった。今年はこの地に日本人が入植して65年の節目で、秋篠宮さまのご意向で訪問が実現した。
当時の生活ぶりを聞いた秋篠宮さまは「短い時間ですけれど、ここの雰囲気に触れることが出来ました」と伝えられた。
移住者との触れ合い
1978年の上皇ご夫妻の同国訪問の思い出を語る移住者もいた。限られた時間ながら、異国の地で人生を切り開き、年輪を重ねてきた日系移民の1世と精いっぱい触れ合われたご訪問となった。



