トランプ氏、2028年大統領選不出馬を示唆 共和党内に波紋
トランプ氏、2028年大統領選不出馬示唆 共和党内波紋

ドナルド・トランプ前大統領が、2028年の大統領選挙に出馬しない意向を側近に伝えたことが、複数の関係筋への取材で明らかになった。この決定は共和党内に大きな波紋を広げており、後継候補の座を巡る動きが今後本格化するとみられる。

不出馬の背景

トランプ氏は2024年の大統領選挙でバイデン大統領に敗北した後も、2028年の再出馬に意欲を示していた。しかし、最近になって周辺に対し「次の選挙は戦わない」と語ったという。関係者によると、トランプ氏は家族との時間を優先したい考えや、政治的疲労感を理由に挙げているという。また、法的な問題が複数抱えていることも影響している可能性がある。

トランプ氏は現在、連邦捜査局(FBI)による機密文書持ち出し事件や、ジョージア州での選挙介入疑惑など、複数の刑事訴訟に直面している。これらの案件が不出馬の決断に影響を与えたかどうかは不明だが、一部のアナリストは、訴訟リスクを回避する狙いがあると指摘する。

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共和党内の反応

トランプ氏の不出馬表明を受け、共和党内では複数の有力政治家が2028年の大統領選への出馬準備を進めていると報じられている。フロリダ州のロン・デサンティス知事や、元国連大使のニッキー・ヘイリー氏、さらにトランプ政権で副大統領を務めたマイク・ペンス氏らが候補として名前が挙がっている。

共和党戦略家のジョン・ミラー氏は「トランプ氏がいないことで、予備選はより開かれたものになる。候補者はトランプ氏の支持層をどう取り込むかが鍵となるだろう」と分析する。一方、トランプ氏の熱心な支持者からは落胆の声も聞かれる。支持者団体の幹部は「彼がいなければ、党の方向性が大きく変わる可能性がある」と懸念を示した。

今後の展望

トランプ氏は不出馬の意向を示したものの、共和党内での影響力は依然として大きい。今後の政治活動については、自身の政治団体を通じて支持候補の応援や政策提言を行う可能性があるとみられる。また、メディア事業への関与も取り沙汰されており、独自の情報発信プラットフォームを立ち上げる計画もあるという。

民主党側では、現職のバイデン大統領が再選を目指すかどうかが注目されるが、高齢や支持率の低迷から不出馬の可能性も指摘されている。2028年の大統領選は、両党ともに新しい顔ぶれによる戦いとなる公算が大きい。

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