新・山本代表の「新れいわ」と「ひろゆき&いずみ新党」、2つの革新系新党が巻き起こす政界再編の吸収シナリオ
新・山本代表の「新れいわ」と「ひろゆき&いずみ新党」の革新系新党が政界再編を巻き起こす

れいわ新選組の新代表に山本譲司氏が就任した。一方、インターネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏(西村博之)と、前明石市長で参議院議員の泉房穂氏が「ひろゆき&いずみ新党(仮称)」を設立し、政界再編の動きが加速している。

山本新代表の異色の経歴

山本新代表は、菅直人元首相の秘書を経て、都議2期を務め、1996年に民主党から衆院議員に初当選して中央政界にデビュー。しかし、2000年に秘書給与詐取事件で東京地検特捜部に逮捕されて議員を辞職し、実刑判決を受けて服役した。

その際、山本氏は知的障害者の受刑者の世話係を務め、出所後にそれらの体験をまとめた著書『獄窓記』を出版するなど、自らの経験を踏まえて社会復帰支援で活動。それを目にとめた山本太郎氏のラブコールを受け、れいわから昨年の参院選に出馬した。

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今年の衆院選でもれいわから出馬して比例で復活。約25年ぶりに永田町に復帰し、中央政界でも「波乱万丈の異色の過去を持つ政治家」として知られていた。

「ひろゆき&いずみ新党」がれいわの受け皿に?

現在のれいわ所属議員の中で、昨年の参院選で当選した3氏は28年の次期参院選で議員辞職し、次点候補に議席を譲る「れいわローテーション」の対象となるが、新代表選出に伴って、前代表が決めた「ローテ制度」の見直しも取りざたされている。

こうした党運営上の課題に加え、党や櫛渕万里前共同代表の秘書給与疑惑をめぐる司法当局の本格捜査説も浮上するなど、新代表を取り巻く政治環境は極めて厳しい。さらに、「山本太郎氏とともに強烈な個性で党を支えてきた大石晃子氏も離党したことで、すでにれいわの独自色は消えた」(永田町関係者)との評が少なくない。

新党の設立と目標

さらに、新代表の脅威となりつつあるのが「ひろゆき&いずみ新党(仮称)」の登場だ。両氏は7月末までに「新たな地域政党」として設立し、共同代表を務める。

この新党の当面の目標は27年春の統一地方選への参戦で、東京都を最初の重点地域とし、候補者を公募して都内11選挙区に擁立。併せて、8道府県の知事選や首長選にも候補者を擁立する方針だ。

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