米国の元地図製作者トム・パターソン氏は10日(日本時間11日)、ウェブサイトに公開している日本語版の世界地図について、北方領土をロシア領と同じ色から日本領と同じ色に変更した。日本政府が修正を申し入れていた。
日本語名の漢字表記に修正
ロシア語名のカタカナ表記となっていた択捉島と国後島についても、日本語名の漢字表記に修正した。
注釈は変更せず
日本政府はロシアが北方領土を不法占拠しているとの立場だが、「ロシアが実効支配」の注釈は変更されていない。パターソン氏は取材に「好ましくない状況だが、ロシアは島々を占領している。注釈は現状を正確に表しており、変更するつもりはない」と説明している。
英語版とロシア語版の扱い
英語版の地図では、日本語名のローマ字表記とした一方、薄い灰色とした。争いのある地域はどの国の色とも異なる薄い灰色を用いている。ロシア語版の地図では、ロシア領と同じ色のままとなっている。



