横浜市長選、山本理顕氏「住まいは人権」訴えも支持伸びず
横浜市長選、山本理顕氏「住まいは人権」訴えも支持伸びず

10月18日に投開票された横浜市長選で、建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏(81)も立候補した。政党や組織の支援を受けず、告示後に演説会を開き多くの市民が集まったが、支持は伸び悩んだ。

「直接生活している人と話ができる」

午後8時過ぎ、自民党などが支援する弁護士の原沢敦美氏(59)の当選確実の報が流れると、山本氏は支援者が待つ事務所で「みなさん真剣に話を聞いてくれるので、楽しかった」と振り返った。

「建築の設計は最終的に住む人と直接話す機会は少なく、出来上がった後しか話せない。今回は直接生活している人と話ができる」と、その理由を語った。

地域社会圏研究所を主宰

山本氏は神奈川県の横須賀美術館や東京都の福生市庁舎などを設計。都市計画やコミュニティーのあり方を考えるために「地域社会圏研究所」を主宰している。

各候補が次々と立候補を表明するなか、山本氏が表明したのは告示当日の4日だった。「誰もが快適な住宅に」と訴えたが、当選には至らなかった。