群馬県調査、外国人と日本人の共生意識に乖離 治安不安72%に増加
群馬県調査 共生意識に乖離 治安不安72%

群馬県が実施した共生に関するアンケート調査で、近隣の日本人と「親しく付き合っている」と答えた外国人が30.2%となり、2020年度の前回調査より12.4ポイント増加した。一方、外国人住民の増加に不安を抱く日本人は増えており、両者の意識に乖離(かいり)が生じていることが明らかになった。

調査の概要と結果

県が20日に結果を発表した。アンケートは2月、前橋、高崎、太田、館林など外国人住民が多く暮らす14市町村の住民から無作為に抽出した外国人1600人と日本人1000人を対象に実施。外国人461人、日本人319人から回答を得た。

日本人と「交流したい」と答えた外国人は、「たくさん」「少し」を合わせて94.8%(前回比4.1ポイント増)に上った。一方、地域の外国人と「あまり関わらないようにしたい・関心がない」と答えた日本人は46.7%で、前回より11.5ポイント増加した。

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治安不安とルール意識

外国人住民が増えることに「治安・風紀が乱れる」と答えた日本人は72.4%(同35.4ポイント増)、外国人に求めるものとして「地域のルールを守る」と答えた日本人は94.0%(同5.3ポイント増)となった。

山本知事はこの日の定例記者会見で、日本人の意識の変化について「一部の外国人の違法行為などによる不安、不公平感が影響している」と分析した上で、「多文化共生と秩序の維持を両輪で進めるアプローチが必要だ」と述べた。結果は、今後作成する県多文化共生・共創推進基本計画(2027~31年度)の骨子案に反映する方針だ。

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