終戦の日の15日、神奈川県戦没者追悼式(県遺族会主催)が横浜市港南区の県戦没者慰霊堂で営まれ、出席した遺族ら約90人が黙禱をささげた。県関係の戦没者・戦災死者は5万8000人余りに上る。
知事が平和への決意を表明
黒岩祐治知事は「平和と繁栄は、皆さまの大きな犠牲の上に築かれたものであることを決して忘れない」と哀悼の意を表し、「戦争を二度と繰り返さない」と決意を新たにした。
遺族代表が父への思いを語る
遺族代表として追悼の言葉を述べた大沢洋子さん(84)は昭和18年、自身が2歳のときに父親が召集された。ソ連による満州侵攻後に動向が不明となり、29年に死亡認定理由書が伝達されたという。
大沢さんは「母は姉と私を育てるため一生懸命に働き、(80歳で)亡くなる直前には病床でしきりに父の名を呼んでいました。短い結婚生活、どんなにか父に会いたかったのだろう」と振り返った。



