主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は8月31日、初日の討議を終えた。日本からは片山財務相と日本銀行の植田和男総裁が出席し、中東情勢の混乱を受けた足元の世界経済の動向などについて議論した。
米国が中国の輸出優遇政策を批判
議長国の米国のベッセント財務長官は会議の冒頭、「私たちの優先課題は経済成長だ。成長を妨げる障壁を特定し、それを取り除くための改革を検討している」と述べた。米国は、規制緩和や投資促進による成長実現の重要性を主張している。
ベッセント氏は「自国の輸出を優遇するゆがんだ政策が、多くの国の経済に損害を与えてきた」と指摘。補助金などで自国産業を保護し、貿易黒字を拡大させる中国をけん制した。
日本も中国の輸出規制に懸念
片山氏も会議で中国を念頭に「重要鉱物に関する恣意的な輸出規制は、世界経済に悪影響を及ぼしており、撤回されるべきだ」と発言した。
G20会議の初日終了後、片山財務相は記者会見を行った。



