徳島県内企業の今夏のボーナス平均支給額は、前年比2・3%(9300円)増の41万3400円(平均年齢44・9歳)で、6年連続で増加したことが徳島経済研究所(徳島市)の調査で分かった。
調査の概要と増減の内訳
調査は7~8月、県内の主な395社を対象にアンケートを実施し、126社から有効回答を得た。ボーナスが「増えた」と答えた企業は前年比4・2ポイント増の57・9%で、「減った」は同4・2ポイント減の23・0%だった。「横ばい」は19・0%で前年と同じだった。
産業別・規模別の動向
産業別では、製造業(40社)の平均支給額は同0・5%増の36万8100円で、食料品の製造業で増加が目立った。非製造業(86社)は同3・0%増の43万4500円で、運輸業やサービス業で増え、建設業などは企業によって対応が分かれた。
事業所の規模別増減率は、従業員30~99人の企業が最も高く5%増だった。一方、100人以上の企業は前年に大きく伸びた反動で0・2%減となった。
支給額決定の判断材料
ボーナスの支給で重視した点(複数回答)は、「現在の会社の業績」(76・9%)が最も高く、「昨年の支給実績」「従業員の個人別評価」など、上位の項目は前年と同じだった。
徳島経済研究所は「各企業は人材確保や定着を意識しながらも、先行きの不透明感から、業績など客観性の高い指標に基づいて増減の判断が分かれた」とみている。



