自維連立の今後は「七夕の逢瀬」で決まる?高市・吉村「天の川会談」が高市降ろしの序曲に
自維連立の今後は七夕の逢瀬で決まる?高市・吉村会談が高市降ろしの序曲に

連立政権の亀裂:定数削減法案を巡る与野党対立が深刻化

自民党と維新の会の連立政権に、重大な亀裂が生じている。発端は、6月24日に与党が国会に提出した「定数削減」関連法案だ。この法案は、与野党の協議会で1年以内に結論が得られなかった場合、比例代表のみで45議席を削減するという内容を含む。与党は政治改革特別委員会での審議促進を求めたが、野党各党は「比例代表のみの削減は絶対に認められない」と一斉に反発し、審議入りを拒否した。

これに対し、与党側は野党を排除した審議を強行。野党の質疑時間を「空回し」(質問者が不在のまま議事進行だけ進め、時間を消化する手法)するという「考えられない異常手段」(中道改革連合幹部)に訴えたことで、与野党の対立は決定的となった。自民党幹部は「収拾がまったく見通せない混乱状態」と認め、国会最終盤の混迷は深まる一方だ。

高市首相、党首討論受け入れへ:条件付きの譲歩

こうした状況の中、7月6日昼に自民党の磯崎仁彦参院国対委員長と立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長が会談。磯崎氏は「党首討論の月内開催」と「高市首相が出席する参院予算委集中審議の今国会中の実施」に応じる考えを示し、斎藤氏もこれを評価した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

同時に、自民党の松山政司参院議員会長が官邸で高市首相と終盤国会の対応を協議。その中で高市首相は、①皇室典範改正案を含む政府提出法案の今国会成立への合意、②当初会期内での同法案成立に向けた野党側の最大限の協力を条件に、党首討論など野党側の要求に応じる意向を表明した。

これを受け、6日午後の参院決算委で高市首相は「国会審議のあり方は国会でお決めいただくことで、これからも求めがあればしっかりと出席して答弁させていただく」と述べ、従来の強硬姿勢を転換。党首討論や予算委集中審議に応じる考えを明確にした。

疑惑への逃げ切り姿勢:釈明も新たな見解は示さず

一方、「中傷動画報道」などを巡る説明責任について、野党側の先鋒となった立憲民主党の羽田次郎議員は、高市首相が唐突に持ち出した「秘書の陳述書」に関して「考えた理由」を追及。これに対し、高市首相は「陳述書を提出して国会での質問に対応しないという趣旨ではない」と改めて釈明したが、その後はこれまでと同じ答弁を繰り返し、新たな見解の表明は避けた。

自民党内からは「高市首相は一連の疑惑についてはこれまでと同じ答弁で逃げ切れると自信満々だ」(自民党長老)と苦笑する声が相次ぎ、疑惑への逃げ切り姿勢が目立っている。

「天の川会談」の行方:高市降ろしの序曲か

今後の注目は、高市首相と維新の吉村代表との「天の川会談」だ。連立合意時は蜜月関係だった両者だが、定数削減法案を巡る対応の違いから亀裂が生じ始めている。この会談が「高市降ろし」の序曲となる可能性も指摘され、政権の命運を左右する一大イベントとして注目を集めている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ