旅券オンライン申請が36%に急増 全発行数は減少、円安や国際情勢が影響
旅券オンライン申請36%に急増 全発行数は減少

旅券のオンライン申請が大幅に増加、全体の発行数は減少傾向に

外務省は2月20日、2025年の旅券(パスポート)発行申請に関する最新データを発表しました。それによると、オンラインでの申請割合が36%に達し、前年の9%から大幅に増加したことが明らかになりました。この急増は、2025年3月から新規発行時にもオンライン申請が可能になったことが主な要因です。

全発行数は5%減少、円安や国際関係が影響か

一方で、2025年の旅券全体の発行数は約362万冊となり、前年比で5%減少しました。この減少について、専門家の間では円安の進行日中関係の悪化が影響している可能性が指摘されています。円安によって海外旅行の費用が増加し、渡航を控える人が増えたと考えられるのです。

また、2025年末時点で有効な旅券の総数は約2282万冊となり、前年比で5%増加しました。これは、過去に発行された旅券が有効期限を迎えていないためで、実際の新規発行数の減少とは別の動向を示しています。

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戸籍電子化がオンライン申請拡大の背景に

旅券のオンライン申請は、2023年3月から更新時に可能となりましたが、新規発行時には戸籍謄本を紙で提出する必要があったため、一部の自治体に限られていました。しかし、2025年3月の戸籍電子化の実施に伴い、全ての旅券業務を行う自治体がオンライン受け付けを開始。これが申請方法の多様化と利便性向上につながり、利用者の増加を後押しした形です。

オンライン申請の拡大は、行政サービスのデジタル化が進む中で、国民の利便性向上に貢献しています。今後も、より迅速で効率的な旅券発行プロセスの実現が期待されますが、国際情勢や経済環境が発行数に与える影響については、引き続き注視が必要でしょう。

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