8月13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したことを受け、日本政府内に衝撃が広がった。政府はロシアに対し強い抗議を表明したが、与党内などからは高市早苗政権の対露認識の甘さを指摘する声も上がっている。
歩み寄り直後の訪問
今回の訪問は、7月に茂木敏充外相が訪問先のフィリピンでラブロフ外相と短時間接触するなど、ロシアへの歩み寄りを図っていた矢先に行われた。
高市首相は13日夕、公邸で記者団に対し、プーチン氏の択捉島上陸について「ロシアによるウクライナ侵略で日露関係が厳しい中でも日本はできる限りの努力を払ってきた。今回の訪問は日本国内の対露感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にしたと言わざるを得ない」と述べ、表情をこわばらせた。
与党内から批判の声
政府の抗議にもかかわらず、与党内からは高市政権のロシアに対する認識の甘さを指摘する声が上がっている。



