木原稔官房長官は18日の記者会見で、高市早苗首相が国連総会に出席するため21日から米ニューヨークを訪問し、トランプ大統領との首脳会談を行う方向で調整していることを明らかにした。24日に予定される米中首脳会談を前に日本側の立場を伝え、認識のすりあわせを図るとみられる。
3月以来の対面会談、22日にも実施へ
日米首脳の対面での会談は、3月に米ワシントンで行われて以来となる。複数の日米関係筋によると、22日にも行う見通し。米中首脳会談では、通商や安全保障のほか、人工知能(AI)をめぐる対応などが議題になるとみられている。
対中政策の認識共有を図る
日本としては11月の中間選挙を控えたトランプ氏が実利を優先し、台湾問題などで中国に譲歩しないよう、対中政策の認識を共有しておきたい考えだ。
国連総会での演説も焦点
また、首相は国連総会で一般討論演説に臨む。木原氏は「国連を中心とする多国間主義に対する日本のコミットメントを改めて世界に発信する」と述べた。トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長らを制裁対象としたことをめぐり、「法の支配」を掲げる日本として、演説でどう言及するかも焦点となる。



