VIVANT監督パワハラ処分、佐藤二朗・橋本愛騒動との決定的な差
VIVANT監督パワハラ処分、佐藤二朗・橋本愛騒動との差

TBSが認めたパワハラ該当言動

TBSテレビの人気ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』の第2シリーズ放送が迫る中、総合演出である福澤克雄監督のパワハラ問題が報じられた。2026年7月13日、「週刊女性PRIME」が若手スタッフに対するパワハラをスクープ。各社が追随し、TBSは「パワーハラスメントに該当する言動が認められ、厳正に人事上の措置を行った」と認めた。一方、措置の詳細は明かさず、「本人も反省し、現在、番組制作にあたっている」とコメントしている。

VIVANTとは何か

『VIVANT』は「日曜劇場」枠で2023年7月から9月まで放送された、堺雅人主演のドラマ。表向きは商社社員ながら、実際は「別班」と呼ばれる自衛隊の諜報組織に属する乃木憂助(堺さん)を主人公に、「バルカ共和国」という架空の国を舞台にした作品。シーズン2の放送が目前に迫っていた矢先の報道となった。

佐藤二朗・橋本愛のケースとの相違点

SNS上では「もう見ない」「時代に合っていない」との批判と、「パワハラ認定が甘い」との擁護が交錯。佐藤二朗と橋本愛をめぐるハラスメント事案と絡める声も多い。しかし筆者は「両事案には決定的な違いがある」と指摘する。佐藤二朗の場合は共演者への不適切行為、橋本愛の場合は制作現場でのトラブルだったが、いずれも「取引先」としての俳優と制作会社の関係が問題視された。一方、福澤監督はTBS社員であり、内部のパワハラ規定が直接適用される。

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福澤氏は“TBSの顔”

福澤監督は『半沢直樹』『VIVANT』など数々のヒット作を手掛け、TBSの看板演出家。そのため「名物局員コンテンツ」というリスクが常に付きまとう。業界内では「パワハラは昔からあった」との声も聞かれるが、一般の常識と業界の常識の乖離が浮き彫りになった形だ。

“作品に罪はない論”は通用するか

「作品に罪はない」という意見もあるが、福澤監督の場合は作品と演出家が密接に結びついている。『VIVANT』の世界観は監督の強いリーダーシップで作られた部分が大きく、パワハラが作品の質に影響した可能性を否定できない。視聴者からは「監督のパワハラを知ってしまうと、作品を純粋に楽しめない」との声も上がっている。

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