滋賀県草津市の辻川明宏副市長らは19日、同市役所で臨時の記者会見を開き、脳出血で入院治療を続けている橋川渉市長(77)が後遺症のため「市長の職責を十分に果たせない」として辞職の意向を固めたと発表した。
辞職の経緯と今後の日程
正式な市議会への辞職の申し出は24日以降になるとみられ、10月中旬に市長選が行われる見込み。
橋川氏は6月22日、大津市での公務後にふらつきを訴え、軽度の脳出血と診断され入院した。辻川副市長によると、今月14日にリハビリ専門の病院に転院。17日の面会時に辞職の意向を伝えられた。慰留したが18日、再び「決断は変わらない」との回答があったという。
入院後の公務と現状
入院後の公務は2人の副市長が代行していた。19日午前、橋川氏は遠藤覚市議会議長に電話で辞職の意向を伝えたという。
橋川氏は現在も右下半身が動かず、移動には車いすが欠かせないといい、「復帰を目指してリハビリ治療に努めてきたが、市長の職責を十分に果たせるまでの回復には至らず、退職の決断をした」などとコメントを寄せた。
橋川市長の経歴
橋川氏は平成20年の市長選で初当選し、現在5期目。任期は令和10年3月までだった。



