任期満了に伴う沖縄県知事選は27日、告示される。3期目を目指す現職の玉城デニー氏(66)や、新顔で自民などが推す前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)らが立候補の準備をしている。投開票日は9月13日。
立候補の動きと取り下げ
立候補を表明していた新顔で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(65)は25日に出馬の取り下げを表明した。この他に4人が立候補の意向を示しており、合わせて6人が立候補する見通し。
争点となる経済対策と基地問題
沖縄県の経済は、コロナ禍後の観光収入が回復し好調を維持している。一方、日本に復帰して54年を経ても県民1人あたりの所得は全国最低水準で、各立候補予定者は、民間投資の拡大や産業振興など経済対策を中心に訴える。
直近3回の知事選で大きな争点だったアメリカ軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題は、古謝氏が「容認」、玉城氏が「反対」の立場だ。ただ、県が工事を止める手段はほぼない状態で、選挙戦での争点にはなりにくくなっている。
南西シフトも論戦の焦点に
この他、南西諸島への自衛隊配備を強化する「南西シフト」についても論戦が交わされる。



