桂川町長選、井上氏が無投票で6選 4回連続の無投票、町議選も無投票に
桂川町長選、井上氏が無投票で6選 4回連続の無投票

福岡県桂川町長選は20日に告示され、無所属現職の井上利一氏(77)以外に立候補の届け出はなく、井上氏が4回連続の無投票で6選を果たした。同時に告示された町議選(定数10)も現職5人、新顔5人の立候補にとどまり、無投票となった。なり手不足が露呈した形だ。

出発式で課題への決意を表明

井上氏は届け出を済ませた後、出発式に臨み、小中学校の再編や新しいごみ処理施設の建設などの課題について「道筋をきちんと立てていく」と主張。町内を選挙カーで回り、支持を訴えた。

炭鉱で栄えた町の現状

福岡県のほぼ中央にあり、国特別史跡の王塚古墳で有名な桂川町。筑豊地区のほかの自治体と同じように炭鉱で栄え、ピークだった1950年代の人口は2万4千人を超えたが、閉山後に落ち込み、今や約1万2600人とほぼ半減している。一方で、JR桂川駅から博多駅までは列車で40分前後と福岡都市圏に近い利点はある。

周囲への打診も実らず

井上氏は町職員として30年にわたり務めてきた。周囲に打診はしたが、立候補を断られるケースが相次いだという。選挙人名簿登録者数は19日現在で1万597人。