先の大戦の戦没者112万人分の遺骨がいまだ各地に残されている。戦没者遺骨収集を「国の責務」と定めた推進法が施行されて10年。組織的な情報収集や調査・収容を推進する「集中実施期間」の期限を3年後に控える中、与野党の国会議員に見解を聞く。
サイパン島での遺骨発見
令和6年7月、先の大戦で民間人も犠牲となった玉砕地・サイパン島。日米合同慰霊祭に参列後、戦没者遺骨を調査する団体の案内で訪れた洞窟内で堆積した土を掘ると、日本人戦没者とみられる複数の遺骨が弾薬や軍靴の一部とともに見つかった。子供とみられる一回り小さい遺骨もある。痛ましさ、申し訳なさがこみ上げた。
「国の責務」の行方
「帰還させて弔わなければとの気持ちになるのは、日本人として当然ではないでしょうか」と中司氏は語る。



