2025年10月に日本初の女性首相として就任して以来、高市早苗首相の外交は、その一手ごとに評価が割れてきた。強気とみるか、危うさとみるか。国内の受け止めが揺れるなか、専門家はこの外交をどう読み解いているのか。高市外交の節目となった局面を、識者の視点からたどる記事を3本お届けする。
1本目:日米首脳会談への欧米メディアの反応
NY在住ジャーナリストのシェリーめぐみさんによる、日米首脳会談への欧米メディアの反応を読み解いた記事。トランプ氏への振る舞いを「媚びすぎ」と見た日本の論調とは対照的に、欧米では「魅力を駆使した戦略」と評価された。国内外で評価が食い違う理由に迫る。
2本目:トランプ氏との距離感に潜むリスク
評論家の白川司さんによる、トランプ氏との距離感に潜むリスクを論じた論考。「最強の相棒」と自任した高市首相だが、蜜月をアピールしたイタリアのメローニ首相はやがて公然と批判を浴びた。近づくほど忠誠を求める相手とどう向き合うべきかを読み解く。
3本目:「台湾有事」答弁の真相
前駐オーストラリア大使の山上信吾さんによる、「台湾有事」答弁の真相を解説したレポート。中国が激しく反発した答弁は、はたして特別なものだったのか。10年前の平和安全法制の議論にも通じた元外交官が、法理に沿って答弁の中身を丁寧に検証する。
称賛と批判、双方の視点から高市外交の輪郭をたどることで、日本が置かれた立ち位置がより立体的に見えてくるはずだ。



