現在の岐阜県が誕生して150年を迎えたのを記念し、県は23日、飛騨美濃合併150周年記念式典を下呂市の水明館で開いた。江崎禎英知事や各市町村長ら約140人が出席し、県の歩みを振り返るとともに、講演やパネル討論で将来像を思い描いた。
式典で小学生がエール
岐阜県は1876年(明治9年)8月、筑摩県から分離した飛騨3郡(益田、大野、吉城郡)が美濃地方と合併し、現在の県域となった。
記念式典では、江崎知事が「県の歩みを振り返りながら、一つの県として発展したことを確認し、未来につながる一日にしたい」とあいさつ。同市の小学生12人が登壇し、「飛騨と美濃で一つの岐阜。岐阜県の力を全国に、世界に」と声をそろえ、エールを送った。
講演とパネル討論で将来像を議論
その後、「岐阜県の150年のあゆみ そして未来へ」と題した講演で、江崎知事は、リニア中央新幹線の開業や新たな総合戦略などに触れながら「世界があこがれる岐阜県をともに作っていきましょう」と語りかけた。
また、江崎知事、飛騨、美濃の首長らのパネル討論では「違いを尊重することが新しい価値を生み出す」などと、多様性と連携などに話が及んだ。最後に出席者全員で「岐阜県民の歌」が斉唱され、会場は一体感に包まれた。



