早稲田大デモクラシー創造研究所が発表した2025年の議会改革度調査で、府内の議会では福知山市議会が総合4位に入った。政令市別では京都市議会が2年連続1位となった。
調査の概要
この調査は2010年度に開始され、地域経営の観点から議会の役割を評価する。政策力の強化、主権者の参画、議会機能の強化の3テーマを中心に数値化し、順位付けする。2025年の調査では、全国の都道府県と市区町村の全1788議会を対象に実施し、約8割の1372議会から回答があった。政令市議会は全てが回答した。
福知山市の取り組み
福知山市議会事務局によると、議会から執行部への積極的な提言や、2017年10月に導入したタブレットの活用などに取り組んでいる。2025年4月に施行した「福知山市議会業務継続計画」(議会BCP)では、災害発生時の役割を明確にし、訓練を行ったことも評価されたと分析している。
京都市の評価
京都市議会事務局によると、委員会のペーパーレス会議システムの活用や議場見学の開催、学生と連携した広報活動の取り組みなどが評価されたと考えられるという。
府内の上位議会
総合50位以内に入った府内の議会は次の通り。
- 4位・福知山市
- 22位・京都市
- 23位・亀岡市
- 29位・舞鶴市
- 35位・南丹市
- 42位・城陽市
同研究所によると、上位100議会には府内の議会が9つランクインし、長野県と並び最多だった。担当者は「ランキング上位の議会は、戦略的に改革を進め、住民との接点を積極的に創り出しているが、府内上位の議会もこの点を意識した改革が読み取れる。さらに改革が波及することを期待する」とコメントした。



