松坂喜浩氏が初当選、自民推薦候補を破る
埼玉県東松山市長選は12日投開票され、無所属の新顔で前県議の松坂喜浩氏(65)が、同じく無所属新顔で前市議の中島慎一郎氏(40)=自民推薦=と鈴木健一氏(58)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は7万4064人で、投票率は44.51%(前回55.34%)だった。
「3度目の挑戦が実った」と歓喜の声
12日午後11時すぎ、当選確実の報が伝わると、松坂氏の選挙事務所は歓喜に沸いた。松坂氏は県議会時代は非自民会派に所属。支持層は、現職森田光一氏の前任で、2月の衆院選に中道改革連合から立候補して落選した坂本祐之輔・前衆院議員と重なる。
自民批判票を取り込んだ戦略
市長選では、中島氏が現職森田光一氏の「後継」と「自民推薦」を前面に出したことで、4期続いた森田市政や自民への批判票が松坂氏に流れたとみられる。松坂氏の陣営幹部は「衆院選は高市人気で自民が勝ったが、地域の選挙は事情が違う。自民の『看板』は効かない。市民が変化を望んだ結果だと思う」と振り返った。
65歳が40歳を破った意義
今回の結果は、自民党の推薦が必ずしも地方選挙で有効ではないことを示した。松坂氏は65歳と高齢ながら、40歳の中島氏を破っての勝利。有権者の変化への期待が背景にあるとみられる。



