2026年7月16日、東京都内で開催された国産AI開発プロジェクト「FRONTia Project」のキックオフイベントにおいて、斎藤経済産業大臣(りょうせい)とNVIDIAのジェンスン・ファンCEOが、それぞれ黒い革ジャケットを着用して登壇し、その「ダブルジャケット」姿が大きな話題を呼んだ。
ファンCEOのトレードマークと斎藤大臣の狙い
黒い革ジャケットは、ファンCEOのトレードマークとして広く知られている。イベントの冒頭、先に登壇した斎藤大臣は、「大いなる決断の決意を表現したくて」ジャケットを着用したと説明。その後、続いて登壇したファンCEOは、「我々のファッションセンスが合っていてうれしい」とコメントし、会場を和ませた。
両者はフォトセッション前に、並んで立った際に親しげに語り合い、長い握手を交わす様子も見られた。この一連のやり取りは、イベントの公式YouTube映像でも確認できる。
「俺の好みマネた?」と斎藤大臣がジョーク
イベント後の懇談では、斎藤大臣が「ジェンスン、今日ひょっとして俺の好みマネた?」と乗り出し、ファンCEOが「Hilarious!(最高に面白い)」と応じる一幕もあった。斎藤大臣は自身のX(旧Twitter)でこのエピソードを明かしている。
ファンCEOは公の場ではほぼ常に黒い革ジャケット姿で知られ、過去には菅義偉首相(当時)との面会でも革ジャケットで臨んだことが話題になった。
FRONTia Projectの概要
FRONTia Projectは、フィジカルAI向けの国産マルチモーダル基盤モデルを開発する国家プロジェクト。ソフトバンク、ソニーグループ、NEC、ホンダなど国内44社が出資するAI開発企業「Noetra」と産業技術総合研究所が開発の中心を担う。NVIDIAは次世代GPU「Rubin」約2万7500基を含む大規模計算基盤を提供する。



