米制裁でイラン国内のTOEFL・GRE受験が不可能に、若者から失望の声
米制裁でイラン国内のTOEFL・GRE受験が不可能に

米国によるイランへの経済制裁が強化された影響で、留学に必要な英語試験「TOEFL」と「GRE」がイラン国内で実施できなくなった。イラン政府系のイラン学生通信などが1日、伝えた。留学を目指していた若者たちからは、失望の声が相次いでいる。

米財務省が認可停止、ETSも試験実施を停止

米国は8月、イランに対する経済的压力を強めるため制裁を強化した。学生通信によると、その一環として米財務省が、イランで教育サービスを提供する団体に与えていた認可を無期限で停止した。米国の団体「ETS」が運営するTOEFLなどの試験も対象となり、ETSはイラン国内での試験実施を停止した。ETSは公式ページで「米財務省の規則の変更に従った」と説明している。

世界160カ国以上で利用されるTOEFL

ETSによると、TOEFLは英語を母語としない人々向けに開発された英語試験で、世界160カ国以上、1万3千以上の大学や大学院などが入学などの目的で利用している。GREは主に大学院進学に必要な試験だ。

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イランの若者から衝撃の声、政府も反発

イランでは反響が広がっている。TOEFLを受けるイラン人たち2万5千人で構成するSNSのグループでは、突然の試験停止に対し「将来に向けて、初めて巨大な壁に当たった気分だ」「2日間、泣いた。私の青春時代が滑り落ちていく」などとショックの書き込みが相次いでいる。

イラン政府も反発している。外務省のバガイ報道官は1日、「米国はイランを敵視し、すべてのイラン人を標的にしている。その試験が(米・イラン間で懸案となっている)核問題と何の関係があるのか」と批判した。

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