日本・シンガポール外交関係樹立60周年記念ドラマ『SQUALL』が、ABCテレビで10月18日から放送されることが決まった。モデル・俳優の莉子(23)が主演を務め、全編シンガポールでのロケ撮影による美しくも切ないラブストーリーを描く。
日本の連ドラ初の全編シンガポールロケ
ABCテレビによると、日本の連続ドラマの全話がシンガポールロケをメインに制作されるのは初めてで、両国にとって記念碑的作品となるという。異国情緒と多様な表情をもつシンガポールの街並みをバックに、完全オリジナルストーリーでラブストーリーをつむぐ。
記憶を失ったヒロインと鍵の謎
物語の主人公は、4年間の記憶を失ったサクラ(莉子)。婚約者・瑛太の転勤とともにシンガポールで新たな生活を始めていた。高層ビル群と歴史的な街並みが交差する土地で幸せを噛みしめていたが、荷物の中に紛れていた見覚えのない“203”と刻まれた古い鍵が頭をよぎる。
シンガポールでは野生動物公園のガイドという新たな仕事に就き、順調な新生活を始めたある日、猛烈なスコールに遭う。雨宿りに入った路地裏で見かけたのは、シンガポール人の男性・ルンだった。初対面のはずなのに懐かしい感覚に襲われるサクラ。スコールによってカトン地区の路地裏で言葉を交わす2人だが、この出会いは嵐の前の静けさでしかなかった。鍵は4年間の記憶をほどく鍵なのか。
莉子のキャリアとコメント
莉子はドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMA)で初主演を務め、『SHUT UP』(テレビ東京系)、『119 エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など話題作に出演。主演映画『違う惑星の変な恋人』では第38回高崎映画祭で「最優秀新進俳優賞」を受賞しており、繊細さと芯の強さをもつヒロイン役に挑む。
脚本について莉子は「読み進めていくごとに、サクラ、ルン、瑛太、レイ……それぞれの登場人物が現在に至るまでにどんな時間を過ごしてきたのかが、少しずつ解き明かされていくような感覚がありました」と語る。演じるサクラについては「記憶を失っているからこその切なさや、人としての自然な感情。記憶が戻っていく現実と、その現実になかなか自分が追いついていけない感覚。その中でも自分の感情に真っ直ぐ向き合おうとする姿が、サクラの魅力」とコメントしている。
初のシンガポール滞在について「ほぼ1ヶ月も滞在できるなんて、とても贅沢な経験」と喜び、「日本語、英語、中国語が飛び交う現場を経験できることも、とても貴重な機会」と語った。視聴者へ向けて「シンガポールという場所で撮影するからこそ生まれる映像美と、日本とシンガポールのキャスト・スタッフが一緒に作品をつくることで生まれる化学反応を、ぜひ楽しんでいただきたいです」とメッセージを送っている。
『SQUALL』は「ドラマL」枠で10月18日より毎週日曜深夜0時10分〜0時40分に放送(関西ローカル)。放送後はTVer・ABEMAで見逃し配信される。



