ロシア法務省、カンヌ受賞の映画監督ズビャギンツェフ氏を「外国の代理人」に指定
ロシア、カンヌ受賞監督を「外国の代理人」に指定

ロシア法務省は18日、ロシア出身の映画監督アンドレイ・ズビャギンツェフ氏を、外国のスパイとみなされる「外国の代理人」に指定した。ロシアメディアが報じた。

指定の理由

インタファクス通信によると、法務省は指定について、「ロシアの公的機関による決定や政策について信頼できない情報を拡散した」などとした。

ズビャギンツェフ氏は現在、ロシア国外に居住している。2003年のベネチア国際映画祭で、初の長編映画「父、帰る」が最高賞の金獅子賞を獲得した。14年の「裁かれるは善人のみ」は、ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した。

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カンヌでの訴え

今年5月には、「ミノタウロス」がカンヌ国際映画祭で最高賞に次ぐグランプリを受賞。授賞式では、ロシアによるウクライナ侵攻について「この虐殺を止められるのはあなただけだ、(プーチン)ロシア大統領。この殺戮(さつりく)を終わらせてほしい」とロシア語で訴えた。

「外国の代理人」制度の影響

「外国の代理人」制度は、反政権派や人権団体、メディアへの弾圧に利用されてきた。指定されると、出版物などに「外国の代理人」と明示する義務などが生じ、国内での活動が大幅に制限されることになる。

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